【2026年最新】Fivot(フィボット)はなぜ今“熱い”のか — 事業・成長・転職で知っておきたいこと
Fivot(フィボット)は、成長企業向けのデットファイナンス(デット=融資による資金調達)を軸に「金融」を再設計するフィンテック(金融×技術)スタートアップです。主力サービス「Flex Capital」は累計融資額120億円を超え、2025年11月にはシリーズBで総額20億円を調達しました。AIによる与信(お金を貸してよいかの審査)を強みに、銀行とも組みながら急速にスケールしている点が、いま注目を集めています。
なぜ今、注目されているのか
Fivotが「熱い」と言われる最大の理由は、2025年11月5日に発表したシリーズBの資金調達です。総額は20億円で、その内訳はエクイティ(第三者割当増資)10億円+デット(融資)10億円という、同社らしい構成でした。共同リード投資家はAngel Bridgeとニッセイ・キャピタルで、SBIインベストメント、SMBCベンチャーキャピタルなどを含む計9社が引受先に名を連ねています。これにより、創業来の累計エクイティ調達額は25億円に達しました。
もう一つの注目材料が、金融機関との連携です。2025年11月27日には、りそな銀行と共同で総額31億円のベンチャーデットファンド「RFC Venture Debt Fund 1号」を設立。大手銀行がFivotのAI与信のノウハウを評価して組んだ形で、単なる新興フィンテックにとどまらないポジションを築きつつあります。実績面でも、主力の「Flex Capital」は2025年10月末時点で累計融資額120億円超・融資社数300社超に達し、デフォルト率(貸したお金が返ってこない割合)は約0.3%(同社定義:累計回収金額に対する3カ月以上延滞債権の割合)と極めて低い水準を保っています。
事業内容をわかりやすく
Fivotは「新しい産業構造に、新しいお金の流れをつくる。」をミッションに掲げ、大きく2つの事業を運営しています。
- Flex Capital(フレックス・キャピタル):スタートアップや成長企業向けのデットファイナンス(融資)サービス。株式を手放さずに資金調達したい企業に対し、AIを使った与信モデルで審査を効率化し、スピーディーな融資を提供します。銀行融資が受けにくい成長企業にとっての新しい選択肢です。
- IDARE(イダーレ):個人向けのVisaプリペイド決済アプリ。預けた残高に対して年率2%相当のボーナスを還元する仕組みや、AIを活かした機能で、個人の資産形成を後押しします。
法人向けの「貸す」事業と、個人向けの「貯める・使う」事業の両輪で、従来の銀行とは異なる「お金の流れ」をつくろうとしているのが同社の特徴です。とりわけFlex Capitalは、AI与信という技術的な強みが銀行との協業(前述のりそな銀行とのファンド等)につながっており、成長のエンジンになっています。
会社データ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社Fivot(Fivot/フィボット) |
| 設立 | 2019年10月 |
| 代表者 | 代表取締役 安部匠悟 |
| 本社所在地 | 東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル |
| 事業内容 | 成長企業向けデットファイナンス「Flex Capital」、個人向け決済・貯蓄アプリ「IDARE」 |
| 従業員数 | 非開示 |
| 直近の資金調達 | シリーズB 総額20億円(2025年11月5日発表/エクイティ10億円+デット10億円) |
| 累計エクイティ調達額 | 25億円(2025年11月時点) |
| 資本金 | 非開示 |
※従業員数・資本金は、記事執筆時点で公式発表に明示された数値がないため「非開示」としています。「総額20億円」はエクイティ(増資)10億円とデット(融資)10億円の合算であり、株式による調達だけの金額ではありません。「累計融資額120億円超」はFlex Capitalが顧客に貸し出してきた融資の累計額であり、Fivot自身の調達額とは別物です。正確な最新値は必ず同社の公式発表をご確認ください。
どんな人が活躍する?向いている人
FivotはAIを前提に金融オペレーションを設計し直し、銀行とも連携しながら事業を広げるフェーズにあります。金融とテクノロジーの両方に関心があり、新しい仕組みをゼロからつくることに面白さを感じる人がフィットしやすい環境だと考えられます。
一般的な傾向として、次のような志向を持つ方は力を発揮しやすいでしょう。
- 金融(与信・融資・決済)とAI・データの掛け合わせに関心がある
- 前例の少ない領域で、仕組みや審査モデルを自分で設計・改善していきたい
- スタートアップ支援や、成長企業の資金繰りという社会的テーマに共感できる
- 数字(融資額・デフォルト率など)で成果を語る規律ある文化に馴染める
キャリアの観点(成長機会・働き方)
シリーズBで調達した資金の使途として、同社はFlex Capitalの与信モデル(AIによる審査の仕組み)の開発、およびFlex Capital/IDARE両事業のマーケティング強化を挙げています。事業拡大と採用強化のフェーズにあるため、裁量の大きい役割や、新しいポジションに挑戦できる機会が生まれやすい時期だと言えます。銀行との協業も進んでおり、金融機関を巻き込む大きな仕事に関われる可能性もあります。
「Fivot 年収」で検索される方も多いテーマですが、具体的な金額は職種・経験・評価によって大きく異なり、公開されている情報は限られます。確定した水準を断定できる材料は乏しいため、正確な条件は必ず募集要項や選考過程でご確認ください。
選考・応募で押さえたいポイント
Fivotの選考に臨む際は、次の点を意識すると準備が進めやすくなります。
- 2事業の位置づけを理解しておく:法人向けのFlex Capitalと個人向けのIDAREが、それぞれ何を解決しているのかを自分の言葉で説明できるようにしておく。
- デットファイナンスの意義を語れるようにする:エクイティ(増資)とデット(融資)の違いや、株式を手放さずに資金調達したい成長企業のニーズを理解しておく。
- AI×金融への関心を示す:AI与信という強みが、りそな銀行との協業など事業の広がりにどうつながっているかをふまえ、自分がどう貢献できるかを具体化する。
- 最新の一次情報を確認する:募集職種・条件・組織体制は変化が速いため、公式サイトや採用ページで直近の情報を必ずチェックする。
面接で問われやすい観点(例)
事業やフェーズから一般論として想定される観点を挙げます。
- 金融・与信・決済のいずれかに関する知識や経験、または強い学習意欲
- 数字やデータに基づいて判断し、リスクと向き合える姿勢
- スタートアップの少人数・拡大フェーズで、自律的に動ける実行力
- なぜ「デットファイナンス」「AI×金融」という領域に取り組みたいのか、という動機
※具体的な質問は求人票により異なります。個別の対策は、株式会社シュリオールの無料キャリア相談でご相談ください。
まとめ
Fivotは、AI与信を武器にした成長企業向けデットファイナンス「Flex Capital」と、個人向け決済・貯蓄アプリ「IDARE」を展開するフィンテックスタートアップです。2025年11月のシリーズB20億円調達(うちデット10億円)、りそな銀行との総額31億円ベンチャーデットファンド設立、Flex Capitalの累計融資120億円超・約0.3%という低いデフォルト率と、実績と信用の両面で結果を出し続けています。金融とAIの交差点で新しい仕組みをつくりたい人にとって、注目度の高いタイミングだと言えるでしょう。応募を検討する際は、本記事の一次情報にあたりつつ、最新の募集要項をご確認ください。
出典(URL一覧)
- Fivot ニュース「シリーズBラウンド総額20億円の資金調達を実施」:https://fivot.co.jp/news/series_b/
- Fivot プレスリリース(PR TIMES/シリーズB調達):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000078718.html
- Fivot プレスリリース(PR TIMES/シリーズA 総額約10億円調達):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000078718.html
- りそなホールディングス ニュースリリース「りそな銀行とFivotによるベンチャーデットファンド設立」(2025年11月27日):https://www.resona-gr.co.jp/holdings/news/newsrelease_c/detail/20251127_718.html
- ベンチャー.jp「Flex Capital 累計融資金額が100億円を突破」(2025年6月3日):https://venture.jp/news/2025/06/03/16495/
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