【2026年最新】Oishii Farm(オイシイファーム)はなぜ今“熱い”のか — 事業・成長・転職で知っておきたいこと
日本発の技術で「イチゴの植物工場」を世界へ広げるフードテック企業、Oishii Farm。2026年5月には約240億円の大型調達で資金調達ランキング1位に立ちました。垂直農法とAIで農業を変える同社の事業・成長・転職のポイントを、公開情報をもとにわかりやすく整理します。
なぜ今、注目されているのか
Oishii Farm(オイシイファーム)が2026年に大きな注目を集めた最大の理由は、資金調達の規模とスピードにあります。同社は2026年5月13日、シリーズCのファーストクローズとして約240億円(エクイティ約180億円+デット約60億円)の調達を発表しました。リード投資家はスパークス・アセット・マネジメント(Sparx)で、みずほ銀行、野村不動産、MISUMIグループ本社、朝日工業社、脱炭素化支援機構などが名を連ねています。
この調達額はスタートアップ情報プラットフォーム「STARTUP DB」の2026年5月資金調達ランキングで第1位となり、フードテック・植物工場領域への期待の高さを象徴する出来事となりました。「Oishii Farm とは」と検索する人が増えているのも、この報道が起点です。
事業内容をわかりやすく
Oishii Farmは、完全閉鎖・人工光型の植物工場(垂直農法/バーティカルファーミング)でイチゴを安定量産するフードテック企業です。従来、果実をつける作物の植物工場での量産は難しいとされてきましたが、同社は日本の自動化技術と施設園芸のノウハウを組み合わせ、太陽光を使わない完全閉鎖環境で高品質イチゴの量産を実現しました。
技術面の特徴は、棚を垂直に積み上げて単位面積あたりの生産性を高める「垂直農法 イチゴ」の仕組みに加え、自然の蜂による受粉技術や、AI・自動化を活用した栽培管理です。米ニュージャージー州フィリップスバーグには世界最大級の次世代植物工場「Amatelas Farm(アマテラスファーム)」を構え、約22,000㎡(約237,500平方フィート)の規模で2024年6月にフル稼働。太陽光を主電源とし、旧施設の20倍以上の生産能力を持つとされています。近年はトマトなど品目の拡大も進めています。
会社データ(設立・代表・所在地・従業員・資本金・調達)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | Oishii Farm Corporation(Oishii Farm株式会社/オイシイファーム株式会社) |
| 設立 | 2016年(米国。米国での本格稼働は2017年) |
| 代表(CEO) | 古賀 大貴(Hiroki Koga) |
| 本社所在地 | 米国ニュージャージー州ジャージーシティ |
| 日本拠点 | 東京都羽村市神明台2-6-13(オープンイノベーションセンター) |
| 従業員数 | グループ計 約305名(2026年1月時点)/日本拠点は約70名超に拡大 |
| 資本金 | 非公開 |
| 直近調達 | 約240億円(2026年5月・シリーズC第1クローズ、エクイティ約180億円+デット約60億円) |
※本社は米国ですが、技術・オペレーションは日本発である点が特徴です。CEOの古賀大貴氏は東京都出身、慶應義塾大学卒業後にコンサルティング会社を経て、UCバークレーMBA在学中の2016年に同社を創業しました。
どんな人が活躍する?向いている人
Oishii Farmは、前人未到の領域に挑む姿勢を重視しており、公開されているバリューは次の3つです。
- ONE TEAM, ONE FIGHT(一丸突破) — 全員が一枚岩となって挑戦に立ち向かう
- FOCUS(フォーカス) — 最も重要なことを見極め、優先順位を明確に保つ
- GSD - Get Sh*t Done(圧倒的完遂) — やり切る強いコミットメント
こうしたカルチャーから、未知の課題を前向きに楽しめる人、スピード感を持って最後までやり切れる人が活躍しやすいと考えられます。事業・BizDev、プラントサイエンス(植物研究・栽培管理)、エンジニアリング、機械学習(ML)エンジニア、コーポレート(財務・経理)など幅広い専門性が求められており、農業とテクノロジーの交差点で腕を試したい人に向いています。
キャリアの観点(成長機会・働き方)
「Oishii Farm 転職」を検討するうえで大きな魅力は、急拡大フェーズならではの成長機会です。日本拠点は2024年末時点の1名から70名超へと短期間で拡大しており、組織づくりの初期から関われる余地があります。
同社は東京都羽村市に、3年間で50億円以上を投じる研究開発拠点「オープンイノベーションセンター」を整備。15,000㎡超・4階建ての施設で、量産化・生産性向上・サステナビリティ・新品目開発などの研究を進める計画です。日本と米国の両拠点で採用を行っており、日本にいながらグローバルな次世代農業の最前線に関われる点は、キャリア観点での大きな特徴と言えます。
選考・応募で押さえたいポイント
- 職種の幅を理解する:栽培・研究職からML・データサイエンス、コーポレートまで多様です。自分の専門がどの役割に貢献できるかを整理しておきましょう。
- ミッションとバリューへの共感:「圧倒的においしい体験」「植物工場技術による持続可能な農業革命」という同社の掲げる方向性に、自身の志向がどう重なるかを言語化しておくと伝わりやすくなります。
- 拠点・働き方を確認する:日本(羽村)と米国の両方で採用があるため、勤務地や職務内容の前提を応募前に確認しておくと安心です。
- 成長フェーズ特有の変化を前向きに:組織や役割が短期間で変わりうる環境です。変化を推進力に変えられる姿勢が評価されやすいでしょう。
なお、年収・待遇などの条件は職種や経験により異なり、公開情報では一律に示されていません。具体的な条件は募集要項や選考プロセスで直接確認することをおすすめします。
まとめ
Oishii Farm(オイシイファーム)は、日本発の技術を土台に「垂直農法 イチゴ」の量産を実現し、世界最大級の植物工場を運営するフードテック企業です。2026年5月の約240億円調達で資金調達ランキング1位に立ち、日本拠点の拡大とオープンイノベーションセンター開設で採用も活発化しています。急成長フェーズで農業×テクノロジーに挑みたい人にとって、注目度の高い一社です。
出典(URL一覧)
- Oishii Farm プレスリリース(シリーズC第1クローズ約240億円調達):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000075385.html
- Oishii Farm プレスリリース(STARTUP DB 2026年5月資金調達ランキング1位):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000460.000032589.html
- Oishii Farm 公式・シリーズCファーストクローズ告知:https://oishiifarm.co.jp/blogs/news/series-c-first-close
- Oishii Farm 公式・会社概要:https://oishiifarm.co.jp/pages/company-overview
- Oishii Farm 公式・採用情報(バリュー・募集職種):https://oishiifarm.co.jp/pages/recruitment
- Business Insider Japan(羽村・研究開発施設/50億円投資):https://www.businessinsider.jp/article/2506-oishiifarm-verticalfarming-strawberry-japan/
- Built In NYC(Amatelas Farm 開設・規模・稼働):https://www.builtinnyc.com/articles/oishii-opens-new-vertical-farm-20240604
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